不安定日記

若年性認知症予備軍の旦那との日常

ものすごく調子が悪い

ここ最近、旦那の調子がとても悪い。

特に短期記憶。

先日のMRI、スペクトでも、海馬は目立った萎縮はあまりなく、ここまでいきなり悪くなるのか!?と、気持ちがついていかない。

話していても、イライラしてしまう。

話したくなくなる。でも、あたしが話さなければ、会社でもまわりとあまり話すことがない旦那の会話力は、ぐんぐん低下していく気がする。確実に、言葉が出にくくなっている。でもあたしが相手をすると、イライラてお互いにとって良くないかもしれないけど。

旦那の検査や通院で、私も休まなければならなかったりで、思った通りには仕事が進まない。会社の面接の手配やその他手続きでいっぱいいっぱい。時間が足りない上に、更に旦那の確認不足もあるが、病院内の連携の悪さで、何度も病院に呼び出されたりする。行ってみると「郵送するので、お越しいただかなくても良かったのに」

は?ほんの数時間前に、旦那が病室に置き忘れた資料を今日中に取りに来いって言ったよな?

何でこんな事になったんだろう。

せめて、私の仕事が以前の部署ならよかったのに。

この金曜も、仕事は結局深夜1時を過ぎても終わらない。休みでも平気で要望や依頼がバンバンくるし。明日締め切りの会議資料も仕上がっていない。もう、どうしたらいいのかわからない。

イライラが止まらない。

爆発してしまったらどうしよう。

仕事も旦那も、そして自分自身も捨ててしまいたい。

…無理だけど。

MCI診断からの取り組み1

2017年、旦那のMCI診断から夜な夜な検索ばかりしていたわたしの目が釘付けになるサイトがあった。

「若年性認知症の母が、6年たっても進行していない」

これだ!わたしが探してたのはこの情報だ!

すぐ、記事を片っ端から読んでいく。

読んでいく、読んで、読んで、読んで…ダメだむちゃくちゃ難しい。

でも何度も読み返すうちに、たくさんの情報と、海外で初めてアルツハイマーの進行を抑制した、そして逆転させた症例を知った。

これしかない。

すでに、一般的に言われるMCI改善の内容はすべてやっていた。食事、運動、脳トレ、睡眠、ストレス軽減、口腔、重金属、血液検査からの対応…。

そして、遺伝子検査。旦那は親族にも認知症の方は居なく、遺伝子的にも家族性の起因は皆無だった。

原因を検査で探しなが、改善していく。

膨大な検査が必要だった。クラクラするくらい。時間、金銭面、そして労力。一番は、やってやろうという心意気だと思う。

今から挑もうとしてることが、とても無謀でとてつもなく大変なことが薄々解った。

でも、進行しかなく治療がないと言われるアルツハイマーに立ち向かうんだから、魔法の薬なんて無いというのは知っていた。

逆に、それくらい大層な事に取り組まないと、結果なんて出ないという信憑性もあった。

当時のわたしは、生きる支えを見つけた。

そして、今も生きている。

これから先も

GW終盤で、かなり心が疲れてしまった。

連休も終わり日常に戻ると、仕事の事、旦那の事、その他諸々考えないといけないことややらなければいけないことが降りかかってくる。ストレスをストレスで消す?ような感じで、毎日を過ごす。

いろいろ考えてはみたが、やっぱりわたしは諦めきれない。

どうしても、旦那の病気の進行を食い止めたい。

今まで頑張ってきたが、完璧に取り組んだとは言い難い。ここで、もう一度ギアを入れ直す事が必要だ。

今やわたしのメンタルは、病気を改善できるかもしれないという僅かな希望だけで保たれている気がする。いや、そのためにいろいろ行動する事で保たれているのだ。 

旦那が頑張るって言ってんのに、わたしが諦めてどうする!

よし、頑張ってみよう。旦那のためにも、わたしのためにも。