MCI診断からの取り組み1
2017年、旦那のMCI診断から夜な夜な検索ばかりしていたわたしの目が釘付けになるサイトがあった。
「若年性認知症の母が、6年たっても進行していない」
これだ!わたしが探してたのはこの情報だ!
すぐ、記事を片っ端から読んでいく。
読んでいく、読んで、読んで、読んで…ダメだむちゃくちゃ難しい。
でも何度も読み返すうちに、たくさんの情報と、海外で初めてアルツハイマーの進行を抑制した、そして逆転させた症例を知った。
これしかない。
すでに、一般的に言われるMCI改善の内容はすべてやっていた。食事、運動、脳トレ、睡眠、ストレス軽減、口腔、重金属、血液検査からの対応…。
そして、遺伝子検査。旦那は親族にも認知症の方は居なく、遺伝子的にも家族性の起因は皆無だった。
原因を検査で探しなが、改善していく。
膨大な検査が必要だった。クラクラするくらい。時間、金銭面、そして労力。一番は、やってやろうという心意気だと思う。
今から挑もうとしてることが、とても無謀でとてつもなく大変なことが薄々解った。
でも、進行しかなく治療がないと言われるアルツハイマーに立ち向かうんだから、魔法の薬なんて無いというのは知っていた。
逆に、それくらい大層な事に取り組まないと、結果なんて出ないという信憑性もあった。
当時のわたしは、生きる支えを見つけた。
そして、今も生きている。