不安定日記

若年性認知症予備軍の旦那との日常

絶不調

ここ最近、旦那は絶不調。
毎朝のルーティンがうまく出来ない。
まず時間の感覚が曖昧なので、時間調整が出来ない。
冷蔵庫の扉を開けっ放しにする。
サプリがうまく選べない。
朝の脳トレのためのPCログインに失敗する。
そして、うまくいかないと機嫌が悪くなる。
大きな音を立ててみたり、ブツブツ独り言を言ったり。
まずは、私に気づいてもらうために、これらでアピール。
私はよっぽど出勤時間が迫っていない限り、しばし放置。
そして、キレながら「ちょっと!できねえんだよ!」と、助けを求めてくる。
それ、助けを求める態度かよ・・・。
当然、私もキレる。


病気だから仕方ない?
そんな風には思えない。
正直、「誰のお陰でトラブル無く生きられてるんだよ。」とか思ってしまう。
様々な手続き、支払い等々、旦那一人では不安でできなことばかり。
誰が好き好んでこんな生活するかよ。


そんな先月末、精神障害者保健福祉手帳の更新手続きのはがきが届いた。
2年前に手帳取得して以来、足が遠のいていた認知症外来。そのまま通えば良かったのだろうが、月に1度テストして、進行を遅らせる薬を摂取して、病気の進行状況を共有する・・・と言うことに意味を感じられなかった。
現在もリコード法に基づいて、栄養療法やホルモン・重金属やカビ毒のキレーションを中心にクリニックに通ってる。お世話になった認知症外来のある病院へは3ヶ月に1度、無呼吸治療の確認のために耳鼻科に通っている程度。しかし、手帳の更新に診断書が必要。
あーあ・・・。また紹介状書いてもらって、若年性認知症コーティネーターに連絡とって、認知症外来で今までの経緯を説明して、検査して、区役所行って、福祉課行って・・・。
手間だなあ。もうやりたくないな。でも、これをやらないと雇ってくれている会社に迷惑がかかってしまう。
全然感謝もしてくれない旦那のために、時間と精神削って、仕事休んで周りに頭下げて、夜中に家で仕事をすることになるんだろうな。
少しでも進行しないように、何とか症状を改善させるためにと頑張ってきたことが、いよいよ無駄に思える。
MCIと診断されて、まもなく7年。若年性認知症は進行が早いと言われている中、旦那も頑張ってると思う。
でも、最近ふと思う。もう良いんじゃないかって。
こんなに時間とお金と労力をかけて、私は何がしたいんだろう。
病気が発覚した当時、旦那との未来の幸せな老後を1日でも長く過ごしたくて必死だった。
今の私は、それを希望に出来ない。
ただただ、解放されたいだけ。

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