不安定日記

若年性認知症予備軍の旦那との日常

今日も今まで通り過ごす。

昨日の検査結果に大ダメージを受けたわたしは、何もかもする気が失せてしまった。
この4年弱、何とか発症しないよう、進行しないよう、いろんな事を旦那に強いてきた。


若年性アルツハイマーの進行は,非常に早いと聞く。
一気に悪化して、来年の今頃は私も介護離職をしないといけないかも知れない。
そんな絶望のなかで、何とか進行を食い止めたかった。


アルツハイマーの原因になりそうなものを調べて、ひとつずつ検査→改善を試してきた。
どんな検査結果が良くなっても根本のアルツハイマー検査で進行していたら、意味が無いのだ。
全部辞めてしまいたい。意味があったのだろうか。
「脳の改善のため!」と、旦那の楽しみをたくさん奪ってしまった。



日常では、とっても安定していて、病気を忘れてすごす事が多かった。
もしかしたら、このまま定年まで働けるかも知れない。
毎年、今まで通り旅行にたくさん行って、旦那の定年のタイミングで私も早期退職をして、
老後を楽しく過ごそう。あと6年だ!と、思っていた。
・・・昨日の夕方までは。


でも、旦那は昨日も毎日のルーチンをきちんとこなす。
「大丈夫だよ。今までの取り組みがあったから、今も元気なんだよ。全然我慢なんかしてないし後悔もしてないよ。」
今朝も、いつも通りのルーチンをこなしウォーキングを兼ねてワイシャツをクリーニングに出すために笑顔で出かけていった。


わたしといえば、ただ泣いてこの記事を書いている。

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